弁護士 谷 英樹(たにひでき)
(所属:堺事務所→map)
資格:弁護士(大阪弁護士会)
使用言語:日本語
経歴
1963年生
1991年 弁護士登録(大阪弁護士会)
2013年 日本弁護士連合会 事務次長
2016年 法制審議会 幹事(民事執行法部会)
2017年 日本弁護士連合会 理事
2017年 大阪弁護士会 副会長
取り扱い事件・関心のある分野
コンピュータとインターネットに関する問題
離婚・面会交流・相続等の家事事件
交通事故、労災事件、医療過誤、建築紛争、消費者問題
会社法務
破産・個人再生等
企業再生・倒産処理
リストラ、解雇などの労働事件
情報公開、個人情報、許認可等の行政事件
刑事事件、少年事件、子どもの権利に関する問題
裁判外の紛争解決手続(ADR)、特に対話による紛争解決の研究と実践
これまで関与した主な事件
- インターネット掲示板上の名誉毀損による損害賠償請求事件(プロバイダー側)
- インターネットの発信者情報開示請求事件
- 高槻内申書事件(中学生が内申書の開示を求めた事件)
- 大阪市交通局分煙訴訟(労働者側)
- JR西日本分煙訴訟
- 公務外決定に対する審査請求事件(過労死)
- いずみ市民生協内部告発事件(労働者側)
弁護士会等の役職
- 日本弁護士連合会
法曹養成制度改革実現本部 事務局長
民事司法のIT化に関する検討ワーキンググループ 副座長
(主な経歴)
理事
事務次長
家事法制委員会 事務局長
家事事件の運用に関する最高裁判所との協議会 協議員
民事司法改革推進本部 事務局次長
民事裁判手続に関する委員会 委員・事務局員
ハーグ条約に関するワーキンググループ 委員 - 近畿弁護士会連合会
司法問題対策委員会 委員
(主な経歴)
理事
- 大阪弁護士会
司法問題対策委員会 委員
家事法制委員会 委員
(主な経歴)
副会長
災害復興支援委員会 委員長
司法改革検証・推進本部 副本部長
家事法制委員会 副委員長
国際委員会 ハーグ条約問題検討プロジェクトチーム 座長代行
著書・論文など
- 「改正民事執行法における子の引渡し―弁護士実務の対応を中心に」
『(家庭の法と裁判号外)改正民事執行法における新たな運用と実務』(日本加除出版、2020年) - 「懲戒実務における近時の論点」
『日弁連研修叢書 現代法律実務の諸問題<平成30年度研修版>』(第一法規、2019年)に所収 - 「家事事件における子どもの手続代理人の役割と課題」
『木内道祥先生 古稀・最高裁判事退官記念論文集 家族と倒産の未来を拓く』(金融財政事情研究会、2018年)に所収 - 『Q&A家事事件手続法と弁護士実務』(日本加除出版、2012年、共著) →Amazonで見る
- 「第24回司法シンポジウム報告 民事裁判分科会 利用しやすく頼りがいのある民事司法制度を目指して」(共同執筆)
『自由と正義』2011年2月号(日本弁護士連合会、2011年) - シンポジウム「家事事件における子どもの地位──『子ども代理人』を考える」(コーディネーター)
日本弁護士連合会家事法制委員会編『家事事件における子どもの地位──「子ども代理人」を考える』(日本加除出版、2010年)に所収 →Amazonで見る - 「面会交流の実務の問題点と課題─子どもの最善の利益の観点から─」
『自由と正義』2009年12月号(日本弁護士連合会、2009年) - 「家族と子どもに関する法制度」
『チャイルドヘルス』2008年8月号(診断と治療社、2008年) - 「離婚に伴う親権・監護権についての法制度と紛争の実情」
財団法人日弁連法務研究財団離婚後の子どもの親権及び監護に関する比較法的研究会編『子どもの福祉と共同親権-別居・離婚に伴う親権・監護法制の比較法研究- 』(日本加除出版、2007年) →Amazonで見る - 「家事事件・人事訴訟はどう変わるか」
日弁連司法改革実現本部編『司法改革-市民のための司法をめざして』(日本評論社、2005年) →Amazonで見る - 『Q&A新人事訴訟法解説』
(日本加除出版、2004年、執筆担当) →Amazonで見る - 日本弁護士連合会『民事訴訟法 (新)人事訴訟法 担保・執行法 改正のポイント』
(2004年、執筆担当) - 「これまでの弁護士会の取り組みと論点の指摘――大阪弁護士会の取り組みを中心として」(日弁連司法改革シンポジウム「家庭裁判所に何を期待するのか――その現状と課題」への報告)
『判例タイムズ』1113号5頁(2003年) - 「内部告発の正当性を認定―いずみ市民生協内部告発事件」
『青年法律家』391号(2003年9月発行) - 「労働協約の破棄は不当労働行為-井阪運輸事件-」
『季刊 労働者の権利』243号(日本労働弁護団、2002年1月発行) - 労働協約の破棄は不当労働行為により無効-井阪運輸事件-」
『自由法曹団通信第1024号』(2001/6/21) - 「夫婦関係調停」(大阪弁護士会シンポジウム「家事事件審理改善のあり方」への報告)
『判例タイムズ』970号5頁(1998年) - 「意見表明権」・「教育における権利」
大阪弁護士会少年問題対策特別委員会『子どもの権利条約は子どもの環境を変えるのか? ─子どもの権利条約の国内的実施─』(1997年) - 日本弁護士連合会『子どもの権利マニュアル 改訂版』(こうち書房、1995年、執筆担当)
その他の活動
- 法制審議会 幹事(民事執行法部会)(2016年)
- 「自然災害による被災者の債務整理に関するガイドライン研究会」委員(2015年)
→ 自然災害債務整理ガイドライン(全銀協) - 「家事事件手続法のもとでの家事調停・審判のあり方を考える ~離婚関係紛争を中心に~」パネリスト(2013年2月23日・大阪弁護士会)
- 外務省「ハーグ条約の中央当局の在り方に関する懇談会」第3回会合ヒアリング(2011年10月24日) → 議事概要(外務省)
- 「ハーグ条約の批准と国際的面会交流 国際家事調停シンポジウム」パネリスト(2011年8月26日・大阪弁護士会・日本仲裁人協会関西支部・日本商事仲裁協会大阪事務所の共催)
- 「8.5 日米シンポジウム『子どもの最善の利益と親の権利から、国境を越えた子の連れ去りを考える』~『国際的な子の奪取の民事面に関するハーグ条約』への加盟をめぐる課題」コーディネータ(2011年8月5日・大阪弁護士会と財団法人アジア・太平洋人権情報センター(ヒューライツ大阪)の共催)
- 「ハーグ条約について考えるシンポジウム」パネリスト(2011年3月2日・大阪弁護士会)
- 「第24回司法シンポジウム 分科会テーマ①民事裁判『利用しやすく頼りがいのある民事司法制度を目指して』」パネリスト(2010年9月11日・日本弁護士連合会)
- セミナー「ハーグ条約と日本の子の監護に関する実務」第2セッション「ハーグ条約の理念と実務及び子の監護に関する日本の実務─親権・面会交流・子の引渡─」パネリスト(2010年7月10日・日本弁護士連合会)
- シンポジウム「離婚と子どもⅡ─共同親権を考える」コーディネーター(2007年11月17日・日本弁護士連合会)
- シンポジウム「離婚と子ども─子の親権・監護法制の現状と展望」コーディネーター(2006年12月2日・日本弁護士連合会)
- 日弁連法務研究財団「離婚後の子どもの親権及び監護に関する法制度の比較法的研究」研究員(2005年~2008年)
- 経済産業研究所ADR人材養成プログラム検討委員会・ADRを担う人材養成試行プログラム作業グループメンバー(2003年度)
→ 「ADR を担う人材育成に関する研究会」による試行プログラムの概要